ホーム
炎環の俳句

2023年度 炎環四賞

第二十八回「炎環新人賞」記念作品

鮫島 沙女

十月

受賞のことば

10月初旬、編集長からのメールを開くと私が新人賞に選ばれた由。目を疑い、何度も読み返しました。

2021年の春に炎環新人句会で俳句を勉強し始めてから数えても2年半、2022年の春に入会してからはまだ1年半。炎環誌上で「炎環四賞」のお知らせを見ても、私には関係ないことと読み流していたので、まさに青天の霹靂でした。

思い出すのは、息子がまだ小学校低学年の頃、国語の時間に作ったよと言って俳句を持ち帰った日のこと。「サイクリング春かぜいっぱいのみこんだ」と書かれた短冊に、先生の大きな大きな花丸がついていました。いいなぁ、私も俳句を詠んで花丸を貰ってみたい、と思ったものでした。

芭蕉翁は「俳諧は三尺の童にさせよ」と説いたそうですが、炎環においては三尺の童である私が、ビギナーズラックで大きな花丸をいただきました。候補者に選んでくださった主宰やご投票くださった同人の皆様の温かいエールを裏切らぬよう、さらに精進して参ります。誠にありがとうございました。