寒太独語
「炎環」主宰・石 寒太による俳句の箴言を毎月ご紹介します。
2024年3月(No.132)
高邁な言葉より、
日常の言葉を。
雅な言葉より、
平凡な言葉を。
きらびやかな言葉より、
身のまわりにそう言葉を。
そんな言葉を使って、
俳句をつくる。
それがあなたの、
俳句。
2024年2月(No.131)
芭蕉は、「きのふの吾に飽く」といった。
昨日よりも今日。
今日よりも明日。
明日より、未来を見つめながら一句を。
それが生きた証しとなる。
あなたの俳句人生。
2024年1月(No.130)
いち日まい日に感謝、身辺の季感を確かめ、それを俳句に。
いまを生きる。
それが、あなたの俳句人生。
あなたの俳句として残り、生きた俳句になる。
俳句をつくろう!