巻頭句 巻頭とは?
2019年4月
いなだ 伊佐木 [東京]
- ❖ ふたり旅の昭・節子や冬木の芽
- ❖ 大晦日オペの待合室ひとり
- 「成功」の医師のひと声初明り
- 裏山の墓地のあづまや水仙花
- 城跡のトランペットや春近し
巻頭とは?
炎環の俳句作家は、同人と一般会員に分かれます。一般会員は毎月5句を投句しますが、石寒太主宰はそれらのすべてに目を通し、必要に応じて添削もします。そのうえで主宰は、5句全体に対し、秀逸と認めた順に作品を並べ、その順に従って「炎環」誌に掲載します。
このページでは、その1位の作品を「巻頭」、2位を「次巻頭」、3位を「三席」と呼んで、それぞれの作品を紹介します。(同人についてはこちら)