巻頭句 巻頭とは?
2017年9月
綿貫 春海 [埼玉]
- ❖ 朔太郎の「夜汽車」のをんな青嵐
- 朝風呂に入りて句会のサングラス
- 宮柊二の歌碑に出会ひし梅雨の闇
- 母ひとり風を切るなり捕虫網
- ❖ 形代に目鼻のありし八幡宮
❖印=石 寒太主宰特選
巻頭とは?
炎環の俳句作家は、同人と一般会員に分かれます。一般会員は毎月5句を投句しますが、石寒太主宰はそれらのすべてに目を通し、必要に応じて添削もします。そのうえで主宰は、5句全体に対し、秀逸と認めた順に作品を並べ、その順に従って「炎環」誌に掲載します。
このページでは、その1位の作品を「巻頭」、2位を「次巻頭」、3位を「三席」と呼んで、それぞれの作品を紹介します。(同人についてはこちら)