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炎環の俳句

2018年度 炎環四賞

第二十三回「炎環新人賞」記念作品

鈴木 健司

駱駝

受賞のことば

この度は炎環新人賞を賜り、どうもありがとうございました。大変恐縮しております。俳句を始めた当時、俳句のルールは「五七五」「季語は1つ」「ヤカナとヤケリは禁止」ぐらいしか知らず、句会なるところに連れていかれ、何とか句を捻りだしたことを覚えています。今思うと、かなり早い段階で比較的同人が多い句会に参加していました。たまに褒められる、強力なダメ出しをされる、無点という制裁、など厳しい面もありましたが、作句の向上の為には貴重で大事なステップだったと思います。

もちろんこれらの句会に参加できたのは柏柳明子の広い人脈のおかげです。第2の師としても尊敬しており、とても感謝しています。

そしていろいろな方向の句を自由に作ることのできる結社に所属していることは非常に恵まれていると実感しております。なによりも石寒太先生をはじめ諸先輩方のあたたかい御指導に多大なる感謝を申し上げます。今後ともよろしくお願い致します。