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炎環の俳句

主宰句

2022年12月

月光抄 ( 十二 )

石 寒太

  • てのひらの一粒てんたうむしだまし
  • 五十年ぶりの母校よ爽籟よ
  • 働きてじつと掌瞠む霧の中
  • 神谷バー曲がり真つすぐ秋句会
  • 台風の後の浅草月例会
  • 小鳥来る赤城神社の一の門
  • 揺るる尾の天へサラシナショウマかな
  • 霧ごめのひとつ顕る師の句碑ぞ