巻頭句 巻頭とは?
2012年7月
谷村 鯛夢[埼玉]
- ❖ 書を捨てて津軽海峡寺山忌
- ❖ 神社より寺が好きなり花巡り
- 清盛の知らぬ東国花盛り
- 余花の客金環食の噂など
- 江ノ電の初夏の扉を開けにけり
❖印=石 寒太主宰特選
巻頭とは?
炎環の俳句作家は、同人と一般会員に分かれます。一般会員は毎月5句を投句しますが、石寒太主宰はそれらのすべてに目を通し、必要に応じて添削もします。そのうえで主宰は、5句全体に対し、秀逸と認めた順に作品を並べ、その順に従って「炎環」誌に掲載します。
このページでは、その1位の作品を「巻頭」、2位を「次巻頭」、3位を「三席」と呼んで、それぞれの作品を紹介します。(同人についてはこちら)