主宰句 2014年6月 愛禽抄(六) 石 寒太 嬰の掌の風へひらきし牡丹の芽 花の屑踏みてまつすぐ邪宗門 九条の会の案内や春疾風 一期なる朝よ一会のさくらばな うらうらら兎の二円切手かな てつぺんに父の墓ある遅日かな 軽トラの荷台にひとり春日傘 飛花落花非核宣言都市真昼 2014年5月 2014年7月