主宰句 2012年6月 枯野抄(六) 石 寒太 八雲立つ出雲の海や霾ぐもり いにしへの神々の戀鳥曇 鏡台へ少し爪立ち朝ざくら 花ひとひら死にそこなひしこと忘れ 鳥曇裁判傍聴券へ列 大津絵の鬼の髭跳ねのどかなり 囀りや柩運べるみづの上 妻へ向く造花のやうなアマリリス 2012年5月 2012年7月